【イセヒカリ海中熟成酒】純米大吟醸
「里募音」飲み比べ限定セット 500ml×2

三重県伊勢市産イセヒカリ使用
純米大吟醸（45％精米）「里募音」500ml 2本のセットです。

海中熟成酒は、昨年の神宮神田の御田植初の日に神島沖の海中に沈め、約１年４か月じっくりと熟成しました。そして、今年の神嘗祭に向けて抜穂祭の日に海から引き上げました。
低温貯蔵庫で保管されたお酒との異なる熟成環境が生み出す独特の味わいの違いを、ご体験いただけます。

是非、それぞれ個性の違いをお楽しみ下さい。

奇跡の米「イセヒカリ」とは

平成元年、神宮神田は二度の大きな台風に見舞われました。

全滅したかにみえた奉納米「コシヒカリ」の中に、
たった2株だけ元気な姿をとどめている稲がありました。

この奇跡の稲こそが「イセヒカリ」。

平成8年1月皇大神宮御鎮座2000年を記念する稲として、
聖寿無窮を祈念し命名されたものです。

発見以来、10年近くも門外不出とされてきたイセヒカリは、
神宮から種籾が下賜され、
現在は｢神が与えた新品種｣として各地で栽培されています。

私どもでは、長年にわたりイセヒカリの栽培・研究を続け、
種籾の保存・継承活動を続けてきた山口イセヒカリ会から
栽培に関する指導・助言を受け、
この稲が生まれた神宮神田近くの圃場でイセヒカリを生産しています。

仕込みについて

　「里慕音」は、赤目四十八滝で知られる名張市赤目町の瀧自慢酒造に醸造を委託しています。名水の地として名高く、銘酒の産地でもある名張市にあり、その水と製法にこだわった丁寧な造り手です。水には、伊勢の五十鈴川の清流に特別な処理を加えた種水を加え、醸造樽には、伊勢神宮の式年遷宮でお納めするものと同じ白石を結界として供えて、真心を込めて仕込みました。まろやかで、上品で綺麗な味わいの中にも、しっかりとイセヒカリのお米の旨味が感じられるバランスの良いお酒です。

源郷を想う祝い酒「里慕音」

　日本の故郷、伊勢。誰もが抱く、なつかしさの原風景ともいえるこの地の自然と、心に響く風や水の音・・・「里慕音」は、その風景と調べのハーモニーを感じながら、楽しんでいただきたいと願いつくりました。
　この酒で心を癒し、新しい力を蓄えていただこうと、再生・常若の願いも込めた名です。

神島について

神島は、太平洋と伊勢湾・三河湾をつないでいる伊良湖水道にある周囲約 4 キロの島。
古くは、歌島（かじま)、亀島、甕島などと呼ばれ、文禄元年（1592年)までは、伊勢神宮の神領でした。伊良湖水道は、潮流の速さと暗礁の多さにより、三大難所の一つとされており、その海流からは、新鮮な海の幸が多く採れる豊かな漁場です。 また三島由紀夫の小説 『潮騒』 の舞台となったことからも有名で、小説に登場する八代神社、神島灯台、 監的哨跡が観光スポットとしても知られています。

原材料名

米（国産）、米麹（国産米）

精米歩合

45%