やまとたちばな酵母使用・純米吟醸「橘香(きっか)」 500ml/180ml

【記憶を呼び起こす霊果の香り】 

青い海を眺めているとき、ふと漂ってきた花の香り。 初夏、鳥羽の各地で白い花を咲かせるやまとたちばなでした。 この可憐な花のことをいつでも思い出せる酒ができないか・・・ そんな空想が思い浮かんだのは やまとたちばなの花言葉が「追憶」だから。 古い時代には不老長寿の霊果とされ 鮮烈な香りが昔の記憶を呼び起こすと信じられてきた果実。 希少な鳥羽のやまとたちばなから分離させた花酵母 で 記憶に残る香りを封じ込めた純米吟醸酒ができました。

【やまとたちばなについて】

 やまとたちばなは、品種改良が行われていない日本原産の柑橘種。天皇の命を受けた田道間守（たじまもり）が常世の国から持ち帰った「不老長寿の霊果」とされ、古くから歌に詠まれたり、吉祥紋として着物や家紋にも用いられてきました。 三重県鳥羽市答志島で自生する古木は県天然記念物に指定されています。 非常に酸味が高い実は、他の柑橘類よりノビレチンやタンゲレチンといった成分が豊富なことが確認されており、抗酸化作用や抗炎症作用が期待されています。

使用米：山田錦（三重県産）
精米歩合：６０％ 
度数：１６度
日本酒度：－８.５
※要冷蔵